40代からの7つの習慣(実践編その6)第6の習慣 シナジーを創り出す

みなさんこんにちは。まぎょーまです。

人気のないこと承知で続けている7つの習慣シリーズもいよいよ終盤。

第6の習慣【シナジーを創り出す】を解説してゆきます。

シナジーとは、日本語にすると【相乗効果】と訳されます。

1+1=2という足し算だけでなく3にも4にもなる相乗効果を発揮することでより高いレベルで、スピーディーに結果を得られるということです。

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相乗効果を生み出すために大切なものは?

スポーツに例えてみましょう。

私の息子はサッカーをやっていますが、集団スポーツに必要なものはやはりチームワークです。

いくら個人の能力が高くてもメンバー同士がコミュニケーションを取り、各ポジションの役割を果たさないと相手チームに勝つことは難しいでしょう。

実際、息子が小学2年生時のサッカーチームは能力の高い選手が個人でプレーしてしまう傾向にあり、パスを回さずドリブルでゴール前まで持って行きシュートして外す、というパターンが多く、結果としてよく負けるチームでした。

それから1年経ち、相手のマークやパス回しを覚えたのであまり上手くなかったうちの息子にもボールが回ってくる機会が増え(笑)勝率も上がってきています。

会社も同じことが言えます。

会社にいる仲間はおのおのが違う意見を持っているでしょうし、個性があります。

でも、少なくとも同じ目標に向かっている仲間です。

お互いの意見を尊重し、お互いが納得できる案を生み出し、目標に向かうことで自分には無い考え方を許容でき、成長し、相乗効果を創り出すことができるでしょう。

チームの能力を高めるために管理職は何をするべきか?

管理職である我々はスポーツで言えば監督の立場にあります。

部下の得意なもの、苦手なものを理解し、采配(ポジショニング)を振りチームの能力を最大限発揮させて結果に繋げます。

では、部下の得手不得手や能力を見極めるためには何をすればよいでしょうか?

答えは簡単です。『よく観察する』ことと『よく会話(ヒアリング)する』ことです。

評価システムがある会社であれば、その内容に沿って評価することで部下の能力を数値化できるでしょう。

それはぜひ活用していただきたいですが、そもそも部下をよく観察して日々の会話の中で考え方や成長度合いを把握しなければいくら立派な評価システムがあっても正しい評価はできません。

部下の正しい能力が分かることで、今進行させるべき仕事の采配が見えてきます。

『A君はトーク力があるから営業メインで行ってもらおう』

『B君はデータ収集と分析力が高いから営業ターゲットを決めてもらおう』

『C君は管理能力が高いから計画表の作成と進行管理をしてもらおう』

など得意分野を軸に采配を振ったり、

『D君は資料作成が苦手だからあえて今回はプレゼン資料担当になってもらおう』

と、人材育成を軸に采配を振るのもありでしょう。

当然、チーム全体の人間関係にも注目し、お互いが尊重しあう関係性が構築できているかも常時確認してゆきます。

チームワークを発揮しよう!

最高のパフォーマンスが発揮できる采配が振れたら後は日々の行動と結果を元に微調整をし、計画を練り直してゆきます。

いわゆるPDCAサイクルですね。

時には計画をがらっと変えるかもしれませんし、そもそも采配を変更するかもしれません。

管理職にとって最も必要な能力は【決断力】です。

方向性を決めるのはあなた自身です。

でも、あなた個人で仕事をしているわけではありませんし、どんなに有能な方でも個人でできることには限界があります。

あなたには心強い部下がいます。

チームメンバーがそれぞれ協力し、足りないものを補い合い、成長することで固い絆が生まれます。

同じ目標に向かう尊さを意識してゆきます。

チームであることのすばらしさを大切にしてくれます。

決断する時のポイントとして、チームとして行動する環境になっているかをよく確認してゆきましょう。

チームワークが醸成できれば相乗効果は自ずと創り出されます。

最後に・・・

いかがだったでしょうか。

相乗効果は生活のいたるところで見られます。

例えば、

 

とんかつ×カレーライス=カツカレー

(単体でもおいしいものを掛け合わせて数倍おいしいものになる!)

 

なんて感じです(笑)

難しく考えずに、チームワークを発揮できる環境を常に作り上げ最高の結果を手に入れましょう!

それこそが管理職の醍醐味です!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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