嵐とマクドナルドの関係から管理職の在り方を学ぼう!

みなさんこんにちは。まぎょーまです。

嵐の大野くんが某ファーストフードのCMに起用されて話題になっていますね。

なんか株価も好調らしいです。

実は某ファーストフードでアルバイトから店長まで20年以上勤務したわたしとしては、実に感慨深い話です。嵐が来年解散という重大イベントを控えた中、過去マク〇ナルドと嵐(というかジャニーズ事務所)との因縁があったことを思いだしました。

そんな過去の実体験から我々中間管理職に必要なものとは何か?を考察してゆきます。

18年前の嵐とマク〇ナルド

第1弾

18年前の2001年1月。デビュー間もない嵐がマク○ナルドのCMに起用されました。

【今年1年僕たちがマクド○ルドを応援します】
みたいなことを言っていて、1年を通して限定メニューのCMや店内POPに嵐が登場!と一部では話題になりました。

当時アルバイトから社員になったばかりのわたしは売り上げアップに期待大。

おいしさの嵐第一弾、サーモンマックの発売は確か2001年1月。テレビCMも店内POPも嵐一色。売り上げもなかなか好調。スタートダッシュは良かったです。

しかし、その直後事件は起きました。

全国のマクド○ルドで懸垂幕などのPOPが盗まれまくって、ジャニーズ事務所の逆鱗にふれたのです。

マクドナ○ド本部より店舗には、POPの盗難に合わないよう、夜は外に掲出しているPOPはしまうように指示が出ていましたが、めんどうなのでしまわない店舗や、夜はしまっても昼間は掲出しているので白昼堂々盗まれた店舗などが続出。
マクドナル○の管理不行き届き、という訳です。

そしておそらく内部犯行もあり、関係者が盗んで転売していたという可能性もありました。

管理不行き届きからの学び

ちなみにフォローしておくと、今の○クドナルドはかなり厳しい管理体制になっているので、ご安心ください。(働く側はたまったもんじゃないと思うくらい厳しいです。)

さて、1年間嵐がマ〇ドナルドを応援してくれるはずだったのですが、事件続出のためおいしさの嵐は僅か第2弾で終了。2か月程度でジャニーズ事務所との契約を切られてしまいました。

せっかく好調だった売り上げも低下し、この件だけが原因ではありませんがマクド〇ナルドはこの翌年(・・・か翌々年。記憶があいまいです)大規模なリストラを実施します。店舗で働いていた私は、『いや、ほんとに会社やばいんだよ』という話を上司や同僚から何度も聞きました。

2004年、3代目社長に原田泳幸氏が着任して大改革をするまで、売り上げはどんどん落ちてゆきました。

嵐のPOP盗難事件はきっかけのひとつかもしれませんが、管理が行き届いていないということが売り上げの低下に直結するという実例です。

管理職は管理するのが仕事です!

そもそも管理とは何なのでしょうか?

  1. ある規準などから外れないよう、全体を統制すること。「品質を管理する」「健康管理」「管理教育」

  2.  事が円滑に運ぶよう、事務を処理し、設備などを保存維持していくこと。「管理の行き届いたマンション」「生産管理」

  3.  法律上、財産や施設などの現状を維持し、また、その目的にそった範囲内で利用・改良などをはかること。(goo辞書より)

上記の内容が管理の定義だとすると、

事が円滑に運ぶような具体的な施策を明確に提示する

(夜POPをしまうのは結構面倒な作業なので、簡単にできる方法などを教える)

店舗の最高責任者である店長が部下である社員やアルバイトに重要性を伝えて全体が共通認識を持つ

(店長が閉店までいる日はしまうが、それ以外の人は無関心なんてことのないようにする)

などの対策が浮かんできます。トップダウンの指示だけですべてが動く組織であれば細かいことは何も言わなくていいのかもしれませんが、そんな組織があったら中間管理職なんていらないですよね。

組織ってそんな簡単に統制が取れないから我々中間管理職が必要なのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回嵐の大野君が18年ぶりにマク〇ナルドのTVCMに出演して、HPでも出ずっぱりという日がやってくるとは夢にも思いませんでした。それくらい【おいしさの嵐】事件は当時を知る関係者には痛い記憶として残っています(まあ、わたしは2年前に転職しましたので現在は関係ありませんが)。

管理ができなければ会社も傾く、逆に管理が徹底できる体制になれば自然と売り上げも利益も上がってゆくというお話でした。

だから中間管理職のみなさん!『俺たちが会社の命運を握っている』と誇りを持って働いて成果を上げてゆきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!