人材育成は簡単!部下のやる気を引き出すテクニック公開!

みなさんこんにちは。まぎょーまです。5月に入り管理職のみなさんは新入社員の育成に疲れが出ているころではありませんか?

私はそんなことはありません!むしろ育てることが楽しくて仕方ありません!

与えられた戦力で戦おう!

ゴールデンウィークが明けてそのまま退職してしまう社員、言うことはでかいが行動が伴わない社員、仕事よりもプライベート第一の社員・・・。こんなのどうやって仕事やらすんじゃい!と思わず叫びたくなりますよね。私は実際出勤中クルマの中で叫んでしまいます(気合注入ともいう)。
でも叫んでいても解決しません。与えられた戦力で戦うしかないんです!戦うためには人材育成です!そこで人材を早期育成できる手法を発表します!

昔の人はいいことを言っています

ちょっとでもきつく言うとすぐにパワハラと言われてしまう時代です。自分たちの若いころは・・・なんてつい言いたくなってしまいますよね。

でも我々40代が若い頃もその上の世代の人たちに同じように思われていました。だから何も怖くありません!そんな私たちも年を重ねて管理職ができるまで成長してきたんです!今の若い人たちもきっと育つはずです。

でも、問題はどう育てるか、早期育成につなげるかなんですよね。

旧日本海軍の大将、山本五十六の名言にこんな言葉があります。

【やってみせ 言って聞かせてさせてみせ 誉めてやらねば人は動かず】
【話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず】
【やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず】

上司であるあなたは、部下に手本を示していますか?
上司であるあなたは、部下の話を聞いて承認していますか?
上司であるあなたは、部下を信頼していますか?

昭和初期の遥か昔から効果的な人の育て方は変わっていません。そうです。手本を示してやらせてみて話を聞いて承認して信頼すればよいのです!

・・・簡単に言うなよ!という声が聞こえてきそうですが、たしかに言うは易し、行うは難しかもそれませんね。

4ステップトレーニング紹介!

私は現在、中小企業の中間管理職をしており、上司と部下の狭間で日々格闘しておりますが、前職は巨大ファーストフードチェーンで店長をしておりました、

そこで徹底的に教えられたのは【人材育成】でした。

その職場ではアルバイトが毎月のように入社してきます。下は高校1年生から上は60代のシニア世代まで。日本語があまり話せない外国人の方も入社してきます。それを面接して採用するのは店長です。採用した以上即戦力で働いてもらわなければ店長は24時間店舗にいなくてはなりません(ほんとに人がいなくて24時間働いたことも数回あります・・・)

全員が優秀ならなにも問題ありませんが、人が50人も集まるとそうもいきません。そんなアルバイト達を早期育成するための手法が・・・
【4ステップトレーニング】という手法です。

4ステップトレーニングは【準備】【提示】【実行】【評価】の順番で行われます。

①準備
育成ツールの確認をします。育成するための計画を練ります。場合によってはマニュアルなどの内容を読み返してコーチ側が十分な知識を得る必要があります。

②提示
研修生に育成ツールを見せ概要を説明します。自分の体験談なども交えると相手が親近感を持ってくれるでしょう。

③実行
コーチが実際に教える仕事をやって見せます。素晴らしい手本を示せたら研修生はあなたをあこがれの眼差しで見てくれます。そして実際にやらせてみます。間違いがあればすぐに教えてあげましょう。
研修生ができるようになるまで繰り返しやらせます。どうすればうまくできるのかアドバイスをし、少しずつでも成長が見られたら誉めまくります。これでもう、あなたの虜です。

④評価
その日行った研修を評価します。この時に良くできたことはひたすら誉めまくる、できなかったことはけなすのではく、『こうすればうまくいくよ』とか『ここまではよくできていたから次回はこういった点を意識してみよう』など、前向きなアドバイスで評価してあげましょう。
ここまできっちりできれば、一生ついてきます(ちょっと誇張)

実際に私はこの手法で多くの社員やアルバイト達を育て、厳しい環境の店舗をチョー楽勝店舗にしたことが何度もありました。まあ、毎回うまくいくわけではありませんでしたが、人を育てる基本を知っているのと知らないのでは育成のスピードが段違いなことは確実です。

基本的な能力が身に付いたら・・・

部下が基本的な能力を身につけた後は少しずつ仕事の権限を委譲し、目標を与えて任せることで責任感を持って仕事をしてくれます。『仕事はやって当たり前』という考えを殺し、仕事してくれることに感謝します。少しでも結果が出たら誉めて認めてあげ、月に1回は1on1で話す機会を設けます。目標の進捗確認をして、信頼関係ができてきたらプライベートの話などもすることで理想的な上下関係になってゆきます。

まとめ

いかがだったでしょうか。山本五十六の格言、そして巨大ファーストフードチェーンの人材育成法からもわかる通り、今も昔も人を育てることはコーチ側の手法で大きく短縮できて質も変わってきます。人材育成に悩んでいる方はぜひ、【4ステップトレーニング】を実践してみてください!

次回は失敗談も交えて具体的な例を挙げて更に理解度を深められる記事を書いてゆこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!