40代からの7つの習慣(実践編その2)第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

みなさんこんにちは。まぎょーまです。

さて、3回目となる7つの習慣シリーズですが、今回は個人的に一番重要なことだと思っている【終わりを思い描くことから始める】について書き綴ってゆきたいと思います。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

新品価格
¥2,376から
(2019/8/28 22:50時点)

ゴールはどこ?

ビジネスも趣味も人生も、何かしら【こうなりたい】という想いを持っているでしょう。

『絶対にこの仕事を取る』や『ゴルフで90を切るぞ』とか『30歳までに結婚して35歳までにマイホームを建てる』など、全く考えない人はいないと思います。

これこそがまさに【終わりを思い描くことから始める】ことなのです。

全ての事象においてこれをより具体的にするだけなのです。

目的地=ゴールはどこなのか、何をもってゴールに到達したとするのか、それはいつまでに到達するのか具体的にするだけで、自分の進むべき方向を間違わずに進めますし、もし間違ったとしてもすぐに修正ができます。

ゴールがどこにあるかわかっているのですから。

あれ?なんか結論づいてしまいました・・・では具体例をあげてゆきます。

 

ゴールがわからないありがちな失敗例

Mさんは製造業を営む中小企業の部長です。

その会社は特に年間計画などはなく、日々の仕事を淡々とこなすだけの毎日でした。仕事は安定して上場企業からいただいており、会社として大きな成長はここ数年全くありませんが、大きな損失もないためなんとなく利益が出てお給料が支払われている状況でした。

それは幸せではありますが、ある日突然転機が来ます。

 

売り上げの7割の仕事を出してくれていた企業の状況が悪化し、残り3か月で今の仕事が無くなるというのです。

 

M部長は取引先へ出向き、なんとか仕事を出してくれと担当者に頼み込みますが、無い袖は振れません。

それならとM部長は数年ぶりに飛び込み営業に出て仕事を取ろうとしますが、『お宅の会社は何ができるの?』『気持ちはわかるけど慈善事業じゃないんだよ』などけっこう辛辣なことを言われ、全く仕事が取れません。

25名の社員の生活が掛かっています。

長年にわたって特に努力をしなくても仕事があったことが奇跡だったと気づいたのが遅すぎました。

仕事は必ず終わりが来る、というのは当たり前のことです。

・・・とまあ、ここまでお気楽な会社はまずないとは思いますが、私は少なくとも年間計画や目標のない会社をいくつか知っていますので、近い状況の会社はあると思われます。

様々な状況を想定し、そして企業としてこうありたいという姿を持っていれば、目的を明確にし、計画を立て実行していたかもしれません。

今回のように突然仕事が無くなっても即座に対応できる体制ができていたかもしれません。

例えば企業として成長を望まずに今のままの売り上げでいいと考えているのなら、今の売り上げを維持して社員の生活を守ることをゴールとして設定してもかまいません。

そのために何をすべきか考えて行動すればよいのです。

成長を望むのなら当然、目指すべきゴールを設定してそれに突き進むだけです。

 

終わりを思い描けた輝かしい成功例

飲食店を10店舗ほど営む中小企業のY部長は、社長からの特命で毎年1年間のビジョンを作っています。

できる限りわかりやすい言葉で、やる気が出てゴールがわかるもの。これを意識して言霊を絞り出しています。

社員にはおおむね好評のようです。

パート、アルバイトを含むと200名以上のスタッフがいますが、そのビジョンを末端のスタッフまで浸透させることが毎年最初の仕事になります。

『今年はこれをやるぞ!』という内容がよくわかるビジョンなので、まずは2名のスーパーバイザーと10名の店長に教え込みます。

すると自然と現場に浸透してゆきます。

入社して3日目の大学生アルバイトもすでにその言葉に沿って仕事をしています。

当然売り上げは順調にアップして目標到達は確実になりました。

1年間のゴールを設定し、それを広めるためにわかりやすい言葉にしビジョンとして掲げ、更に末端まで浸透させることで働くスタッフ全員がゴールをイメージできている状態にすることで団結力が生まれますし、結果につながるのも加速されます。

また年間計画はありますが、ただその計画に沿ってゆくだけでなく、柔軟に変化させて常によりよい方向を模索しています。

ルートの変更があったとしても最終的にゴールにたどり着けばよいという理念をもって様々な意見が活発に飛び交う社風になっています。

ここまでことがスムースに進む会社もこれまたまずないとは思いますが、ポイントはゴールを明確にすることと、組織であれば全員が同じゴールをイメージできるようにすること。これが重要です。

 

最後に・・・

いかがだったでしょうか。よい未来を想像することはとても素晴らしいことです。赤毛のアンも言ってます。

かつての偉人達も例えば夜も明るかったらいいな、という発想から電球が生まれたり空を自由に飛びたいからタケコプター・・・もとい飛行機を発明したりしてきました。

まずは人生の目的地を設定し、そして今の仕事を会社をどうしたいのかを想像してともに成長してゆきましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

まんがでわかる 7つの習慣

新品価格
¥900から
(2019/8/28 22:52時点)