松本さんは「物言うオーナー」だけにセブン本部だけでなく、客などとのトラブルも絶えなかった。
相手側の言い分のみしか記されていないことへの注意は必要だが、セブンからの通知書に記載された客からのクレームには、松本さんが客を注意するときの過激な言動が複数報告されている。
11月に東大阪の店舗を訪れるなど、松本さんへの取材を重ねてきたライター桜井杏里さんに、クレーム問題と現在の心境について聞いてもらった。
弁護士ドットコムニュースより引用
松本オーナーで有名なクレームといえば、【駐車しているクルマにチェーンをかけて1万円請求】というものがありますが、松本オーナー側の見解が詳しく書かれていました!
駐車していた鎖を車にかけ、1万円を請求したことについて松本オーナーはあっさり認めた。だが、経緯や背景を聞くと印象が少々変わってくる。
そもそも、近隣の私立学校との駐車問題は、他のコンビニやファーストフード店など駐車場のある店舗で頻繁に発生しており、他店舗などでは駐車場の有料化で素早く対応していたという。
松本オーナーの店も、この学校のイベントなどの際には駐車場が一日中ふさがり、一般利用客からも不便であるとの苦情を受けていたという。
営業に影響が出るため、松本オーナーはセブン本部の担当社員にも他チェーン同様の対応を提案した。
本部からの対応の一つが、長時間駐車した車の利用者から1万円を取るという看板の設置だった。
しかし、問題は簡単には解決されなかった。
警察にも何回も届出たが、私有地のため警察は直接対応ができなかった。
そして「他店では車にロックをかけることで対応されているところがありますよ」と、やんわり対処法を教えられたそうだ。
これらを受けて、松本オーナーは長時間駐車の車のタイヤホイールに自転車に使うチェーンをつけたことがあるという。
走行自体には問題がないため、チェーンをつけたまま出庫する車もあったようだが、一方で繰り返し長時間駐車し、チェーンを度々付けられ店に鍵を外すよう求めてきた客もいた。
その際に客からすごまれた時には悪質と判断し、セブン本部が用意した看板の内容通りの1万円を請求したこともあったという。それが本部のお客様相談室にクレームとして入ったと、直後にセブン本部社員から告げられたと主張している。
弁護士ドットコムニュースより引用
松本オーナーの独断ではなく、本部の対応策及び警察からのアドバイスを踏まえての行動だった、と仰っていますね!
長時間駐車については、他店でも頭を悩ませているケースが多い。
松本オーナーは近隣学校に注意を求める話し合いを持ったり、セブン本部社員にも他コンビニチェーン同様の有料化の措置を求めた。
しばらくこうした状況が続いて、ようやく2018年5月にセブン本部が駐車場有料化に踏み切り、施設を設置した。
弁護士ドットコムニュースより引用
これにより問題は軽減されたものの、コインパーキングのようなロック板やゲートなどがないため、未だ長時間駐車の車はあるという。
父兄が多く集まるイベントの時などは、学校側が駐車場のある近隣の店舗に警備員を立てて対応している。
弁護士ドットコムニュースより引用
完全な解決には至らなかった模様です。
続いて、ほかのクレームに関して見てゆきましょう。
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