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強姦拉致事件
2007年5月9日、同社が経営するステーキチェーン店「ペッパーランチ心斎橋店」において、同店の店長と店員が、店内に女性客が一人になったところで店のシャッターを閉め、用意していたスタンガンで女性客を脅し、睡眠薬を飲ませて眠らせて拉致し、大阪府南部の泉佐野市に用意していた車庫へ連れて行って監禁し、性的暴行を加える、という強姦拉致事件を起こした。強姦後店長と店員が店に出勤するため車庫を出ると、その隙に拉致された女性は自力で脱出した。事件発生から一週間後の16日に大阪府警が店長と店員を逮捕、同日の読売新聞のスクープで初めて明るみに出た。事件の現場となった心斎橋店はその後、この事件の影響により閉店した。
暴行事件
同社が展開するステーキチェーン店「ペッパーランチ」巣鴨店で同店の店長が2007年12月18日、アルバイト募集などを行う求人広告会社の男性社員を殴り、1週間の軽傷を負わせた疑いで2008年3月4日に逮捕される。巣鴨店は店長の逮捕前日にFC契約を解除されていた。求人広告会社は店長が女性担当者に「付き合ってくれ」などと言い寄ったりしたため、強姦拉致事件の件があったことから担当を男性に代えていた。巣鴨店はその後この事件の影響により閉店した。
食中毒事件
2009年9月5日[11]の山口県による発表によると、同県防府市の山陽自動車道佐波川サービスエリアにある「ペッパーランチ」店舗において食事をした山口市と広島市、広島県尾道市在住の計4人が、病原性大腸菌O-157による食中毒を起こした。この食中毒事件調査の過程において、この他7都府県でも同様の件が発生していることを確認された。「角切りステーキ」をペッパーランチに納入していた大垣食肉供給センター協同組合での加工時に、すでにO-157に汚染されていたことが確認されたが、加工整形肉を半生状態で客に供食してはならないことを調理する者に徹底できなかったことが問題視された。事故発生店舗に対する行政処分としての休業も含め全店舗の一時閉鎖後、ステーキ類の調理方法を変更し、生での提供を中止するなどの対策をとった。 なおこの事件後、佐波川のペッパーランチ店舗は閉店となった。
不祥事続きに追い打ちをかけるように食中毒事件と、どうにも復活は不可能と思われていました。
僅か2年ちょっとの間に世間を騒がす不祥事が3回・・・猟奇的な事件もあり、イメージは相当低下しましたよね。
かなり厳しい状況が続きますがなんとか2011年12月期に黒字へ返り咲きました。
そして2013年12月、新ブランドいきなりステーキの1号店を銀座にオープンさせたのを皮切りに急速にチェーン展開を実施して大飛躍を遂げます。
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